FLATLITE Standard

薄くて軽い 折りたたみ傘

バッグのすき間に入る薄型アンブレラ、FLATLITE Standard。

厚みはたった23mm。薄いだけでなく超軽量な105g。

雨が降ってから使い捨て傘を買うのではなく、「省スペースで傘を常備する」という発想の折りたたみ傘です。

<薄型23mm>
<薄型23mm>

たたんだ時の厚みは約23mm。

バッグのすき間に入る薄さです。

<軽量105g>
<軽量105g>

重量は約105グラム。

軽量素材カーボンファイバー使用。

<ナノテク持続はっ水>
<ナノテク持続はっ水>

水はじき効果が長持ちする、ナノテクはっ水コーティング済み。

はっ水度は検査最高値の「はっ水5級」のクオリティーです。


23mmの薄型アンブレラ

たたんだときの厚みは約23mm。

バッグのすき間に入る折りたたみ傘です。

<左:FLATLITE Standard / 右:同フレームに一般的な生地を張った比較サンプル>
<左:FLATLITE Standard / 右:同フレームに一般的な生地を張った比較サンプル>

軽量105g

FLATLITE Standard は軽量素材のカーボンファイバーとアルミニウムを組み合わせたフレームと、15デニールの軽量生地から構成されています。

一般的な折りたたみ傘と同等サイズ

傘を開いたときの直径は約100cm。「軽量コンパクト傘はサイズが小さめ」と思われる方が多いと思いますが、FLATLITE Standard は市場によく出回っている折りたたみ傘と同等のサイズ感です。

カーボンファイバーフレーム

生地を支える部分の骨は3段に折れ曲がる構造。

軽量で丈夫なカーボンファイバーとアルミニウム素材で構成されています。

傘を開くと同時に骨が広がるタイプです。

* 骨をポキポキと手動で広げるタイプではありません

風速15m/sでも壊れにくい

FLATLITE Standard は、弾力性のあるカーボンファイバー素材を使用し、風速15m/sに耐える傘フレームです。

* 耐風試験は傘フレームの強度を客観的に確認するためであり、強風時に傘が壊れないことを意味するものではありません

* 試験では徐々に風速を上げていきます。突発的な風に対しては、傘骨が折れてしまう場合があります

* 強風時に傘の使用を推奨するものではありません

PFOAフリー 強力撥水持続加工 Easy-Dry

生地表面には強力撥水が持続するPFOAフリーのEasy-Dry加工でコーティングしてあります。

雨に濡れた後は、傘を2〜3回軽く振ると、水滴のほとんどが落ちます。

 【PFOAフリーとは】

ほとんどの傘の撥水にはPFOA(パーフルオロオクタン酸)が含まれております。PFOAは人体に蓄積されやすく、長期に摂取すると健康への影響があると言われております。ストックホルム条約において世界的にPFOAは廃絶の方向です。日本国内において、傘はその対象ではありませんが、アンベル社ではPFOAを含まない生地を率先して生産しています。

強力撥水効果が持続する理由

Easy-Dryは撥水性が持続する生地コーティングの一種です。

撥水剤をナノクラスの細かい微粒子に改良することで、繊維の奥深くまで浸透し剥離しにくい撥水性を実現しました。

撥水度

採点

湿潤状態  Easy-Dry撥水度

一般的な

品質基準

洗濯前 洗濯20回後
100点(5級)  表面に湿潤や水滴が付着していないもの    
90点(4級)  表面に湿潤しないが、小さな水滴が付着しているもの    
80点(3級)  表面に小さな個々の水滴状の湿潤があるもの    
70点(2級)  表面の半分が湿潤したもの      
50点(1級)  表面全体が湿潤したもの      

* 撥水試験は、生地を人工的に劣化させるため、洗濯を行います。一般的な品質基準では、洗濯3回後の採点が80点で合格となりますが、Easy-Dryは洗濯前100点、洗濯20回後でも撥水度90点という高い撥水持続性が第三者検査機関で証明されています。

* 撥水度の試験はAATCC-22法というアメリカ繊維化学技術・染色技術協会(American Association of Textile Chemists and Colorists) の規格による撥水度検査方法です。

生地はエコテックス®スタンダード100認証工場で生産

生地はエコテックス®スタンダード100認証工場で生産しています。

350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに認証が与えられ、世界最高水準の安全な繊維製品として認められています。作る人、使う人に安心安全な生地です。

* エコテックスはÖTI-Institut für Ökologie, Technik und Innovation GmbH社の登録商標です

たたみやすい15デニールファブリック

コンパクト折たたみ傘にありがちな、「たたみにくい」を解消した生地を使用しています。

ストッキングに使われるほどの糸の太さである、15デニールという極細の糸で織り上げています。

生地の風合いはしなやかでコシがあり、折りたたみ収納しやすい生地となっています。

軽くて薄く、高密度な生地

  FLATLITE 一般的な傘生地

比較

糸の太さ 15×15デニール 75×75デニール  ---
打込本数 407本/in2  190本/in2 2倍以上の繊維が入っている 
重さ 36g/m2  80g/m2 軽さ半分以下
厚み 0.05mm  0.15mm  約1/3の薄さ
 耐水度 598mm 基準=250mm  業界品質基準の2倍以上のスペック

一般的な傘生地よりも50%以上の軽量化と1/3の薄さを実現した生地です。

傘生地としてはかなり薄い生地ですが、雨が漏れるような心配はありません。

15デニールの極細繊維でも、1インチ四方あたりに経糸207本+緯糸200本=合計407本の糸が入っており、高密度な繊維です。

耐水度は598mmという検査結果が出ており、業界品質基準の2倍以上のスペックを確保しています。

* 生地の数値はロットにより前後する場合があります

* 一般的な雨傘の耐水度品質基準は250mm以上です

シリコンワッシャーで雨水浸入を防ぐ

<シリコンワッシャー>
<シリコンワッシャー>
<従来の菊座>
<従来の菊座>

ゲリラ豪雨などの激しい雨のときに傘を使うと、稀に「伝水」という症状が出ます。

伝水というのは、傘の天井部分から傘内部に雨水が染み込んでくる現象です。

菊座素材をシリコンに変更することで、傘生地と石突との間でシリコンワッシャーが密着し、伝水する確率が大幅に下がります。

長めのハンドストラップ

ハンドストラップは一般的な傘と比べ、内周25cmと長めにしました。大人の手首でも余裕で通る長さです。

また、ストラップの素材はゴム紐で反射素材が入っています。

Color variations

左から、Black、Navy、Army Green、Taupe、Pistachio、Gold Orange、Cherry Pink、Lavender、Smoky Blue、Light Blue、の10カラー展開です。 

スペック


サマリー

品名:FLATLITE® Standard(フラットライト® スタンダード)

希望小売価格:税込み ¥5,500

保証:購入日より1年

企画設計:日本

生地生産:台湾

縫製組立:中国

* FLATLITE® は、アンベル株式会社の登録商標です。



サイズと重量

【収納時サイズと重量】

高さ:約240mm

幅:約55mm

厚さ:約23mm

重量:約105g

* ±3g程度の個体差がある場合があります


【使用時サイズと親骨長さ】

親骨長さ:54cm

骨数:6本

直径:約100cm

全長:約53cm



フレーム

【風速15m/sにも耐える丈夫な構造】

シャフト:伸縮3段式アルミニウム

リブ:カーボンファイバー、アルミニウム

ストレッチャー:アルミニウム

ランナー:ネイルガード付き

組み立て:中国

* フレーム全体は錆びにくく、環境負荷の少ない黒電着塗装



ファブリック

 【ナノテク強力撥水持続加工 Easy-Dry】

素材:ポリエステル100% 15デニールリップストップ

エコテックス®スタンダード100認証工場で生産

打ち込み本数:407本

はっ水:初期100点(5級)PFOAフリー

耐水:598mm

UVカット率:66%〜91%

生産:台湾

* エコテックス®スタンダード100、PFOAフリーを備えた環境配慮型ファブリック

* カラー別UVカット率 Antique Green 91.0% / Black 91.7% / Cherry Pink 78.8% / Gold Orange 85.5% / Lavender 69.9% / Light Blue 66.6% / Navy 84.2%/ Pistachio 73.3% / Smoky Blue 69.6% / Taupe 80.3% 



各部材質と機能

ハンドル:ABS

ストラップ:再帰反射ストレッチコード(天然ゴム)

石突:ABS

露先:ポリカーボネート

菊座:1mm厚シリコン

バンド:25mm幅 ワイドバンド



お取り扱い上のご注意

FLATLITEは軽さ・薄さを出すために通常より細い材料を使っております。

耐風検査などを実施し、一定の強度は保たれておりますが、フラット構造なため傘を開くときに若干の力が必要になります。

傘を開くときは、生地をよくほぐし、半開きの状態にしてからゆっくりと開いてください。

生地がほぐれていない状態で無理に開くと、骨が折れてしまう場合があります。